コスパも性能もよし!スズキのアドレス110

コスパ重視の人に最適のビッグスクーター

スズキの「アドレス」シリーズは、原付を含め多くのユーザーに活用されているバイクのひとつです。
その理由として一番に挙げられるのが、車体価格の手頃さ。
ただ安いだけではなく、必要な装備と性能をしっかりと組み込んであるため、コストパフォーマンス重視の人も十分に満足できるバイクとして人気があります。

小型二輪に分類される「アドレス110」は、車体価格が約20万円で、これは他メーカー含む小型二輪の中でも最安。
実用性重視の場合、やはり装備よりも価格が気になるという人は多いので、アドレス110の価格帯は魅力的です。

もちろん、安ければよいというわけではありません。
安定した走りや環境や維持コストなどもスクーター選びにおいて重要な要素となりますが、アドレス110は環境やコスト面を考えた「エコ・パフォーマンス」というエンジンを搭載しているほか、車体の軽量化にも尽力し、走りにこだわるスズキらしいバイクに仕上がっています。

扱いやすさを考えて車体はかなりコンパクトですが、シート下のボックスは20リットル強とかなりの容量を確保、ステップの前側にはペットボトルを収納できるボックスを2つ用意しているなど、実用性がかなり高いのもポイントです。
もちろんコンビニフックもちゃんとついています。

コンパクトなボディですがステップは広さを確保していますので、大柄な人でも運転中窮屈に感じることはないと思います。
パッと見ると狭く感じるかもしれませんが、ライダーが足を置く場所を研究して作られているため、安定感ある踏み心地です。

・軽やかな走りと扱いやすさは秀逸

車体の重量は100kg未満とかなり軽いので、小回りもききやすく女性でも十分に扱えます。
その軽さから加速も十分、1人乗りであればアクセルを入れると同時にスムーズな加速を開始します。

小型二輪ということもあり、パワフルな走りを期待することはできませんが、公道では制限速度が決まっているわけですから、そこまで速いスピードは必要ないでしょう。
制限速度までの加速は十分スムーズですので、運転していてストレスを感じることはないと思います。

シートの高さは75.5cmとコンパクトなボディの割に高めな印象ですが、車幅がスリムなので両足がつきにくいということはなく、身長が165cm未満の人でもまたいだ際に十分両足裏をつけることができますので、安定感においても心配ありません。

アドレス110は通勤や通学で毎日バイクに乗る人、ロングライドではなく比較的近距離をこまめに走るという人に適したバイクだといえます。
コスパ重視で満足度の高い1台を求めるなら、アドレス110がおすすめです。

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