東京から千葉へ日帰りツーリング

女性に人気のツーリングスポット・房総

都内近郊の女性ライダーたちから非常に人気が高いのが千葉・房総半島を回るというツーリングルートです。
房総半島

関東近県の人気ツーリングルートというと、箱根方面や日光方面、草津~軽井沢方面といったところが有名です。

ですがこれらはいずれもライダーたちにとっての難所と言われるほど経路となっている山道のカーブがきつく、初心者がいきなり挑戦するにはかなりハードルが高い地域となっています。

その点千葉県方面はそうした急な山道がなく、なだらかな海沿いの道が中心となってきますので、安全で運転しやすい道を楽しみながら走行していくことができます。

逆にかなりコアな男性ライダーにとっては「千葉方面て、時間がかかるわりに走ってて面白みがないよね」といった感想を持たれることもあるようですが、そのあたりは好みの問題ということでしょう。

ガンガン山道を責めたいという気分ではなく、のんびりと遠乗りをしたいなという気分の時にはぜひとも候補に入れておいてもらいたい道です。

都内からは約2時間程度で到着

千葉方面の最大の良さと言えるのが都内からのアクセス状況の良さです。

首都高から東関東自動車道を使えばまっすぐ千葉県に入ることができるので、それからまっすぐ東を目指していけば約2時間くらいで本州最東端である犬吠岬に到着です。

千葉県にはいくつかおすすめの観光スポットがありますので、房総半島のどのあたりを目指すかによってまたいくらでもルートを組み替えることが可能です。

例えば女性に人気が高い九十九里町では、都内から京葉道を経由して千葉市を通ることでほぼ真っすぐのルートで到着となります。

犬吠岬を目指すよりも時間もかなり短くすむので午後からのんびり出るというときにはそちらのルートの方がよいかもしれません。

逆にもっとじっくり千葉県を堪能したいなら房総半島を一周もしくは半周するというのもおすすめです。

千葉市からは各市へのジャンクションができているので、市原市方面に進路を変えれば内房線沿いに房総半島南部を目指していけます。

東京アクアラインを使えばもっと近い

千葉県方面でも房総半島南部を目指すなら、東京湾をまっすぐ横切るように設立されている「東京湾アクアライン」を使用すればかなり早いスケジュールで到着できます。

東京湾アクアラインは神奈川県川崎市~千葉県木更津市までも一直線につないでいる道路である上、信号機などなく快適に進行ができるのでツーリングに向いているように思えます。

しかしこの東京湾アクアラインはかなり風が強く、初心者ライダーにとっては命の危険を感じる程のハードな道のりになってしまうことも少なくありません。

ですので天候がよくない時には無理をせず、首都高から京葉道を使う陸路をとる方がよいでしょう。

ただ東京湾アクアラインの途中には人気のサービスエリアである海ほたるがあるのでそちらを目指すために乗ってみるというのも一つの案です。

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