愛犬とツーリング♪

犬をバイクに乗せるための方法

ペットブームということもあってか、最近では駐車場に停まっているクルマの中に大きな犬がおとなしく座っているような場面もよく見かけるようになりました。

ペットは今や家族の一員と言ってよいほどの認識となっており、それはバイクを愛するライダーにとっても同じことでしょう。

しかしながらさすがに人間同士のタンデムもかなりテクニックが必要なバイクにおいてはそうそう愛犬と一緒にバイクに乗っているというシーンは見かけることができません。

そこで気になるのが、もしバイクに一緒に乗ることができたとしたら愛犬と一緒にライディングするということは道路交通法上問題はないのかということです。

結論から言うと法律上ペットである犬やネコは「物」という扱いになるので、通常の積載物と同じく落下をせずに周囲の安全に配慮していれば特に違反行為とされることはありません。

ただし後ろに人を乗せるときのように、アクセルやブレーキの合図をしあって一緒に体を傾けるといったことはペットにできませんので、きちんとベルトで固定するなどの配慮がなくてはいけません。

ケースやリュックに入れればOK

ですので周囲の安全を考えながら走行するためには、ケースやリュックに入れて固定するという方法がおすすめになります。

大型バイクのように隣にサイドカーがついていれば問題はないでしょうが、普通の一人乗りのバイクの場合にはペットを乗せることができる台を設置する必要があります。

ペット用のケースをネットやロープで固定するというのが一番ですが、それでは一緒にツーリングをしているという感覚がちょっと乏しくなってしまいますね。

そこでおすすめなのが籠タイプの上部が開いている荷台を設置して、その中にペットを入れるようにするという方法です。

もちろんおとなしく座っていることができるというしっかりしたしつけができていることが大前提ですが、そうした乗せ方なら一緒に風を感じて走行をするということができます。

小型のヨークシャテリアやチワワといったサイズの犬なら比較的積みやすいですが、これが大型犬になるとちょっと苦労をするかもしれません。

あくまでも安全を優先に考えての乗せ方をしてください。

行くならペット同伴で楽しめるところ

一緒にツーリングするなら行き先もまたペットと一緒に過ごすことができる施設にしたいところですね。
ワンコネット那須

ドッグランがある大きな公園やペット同伴OKのカフェといったところもよいですが、ツーリングで行くならおすすめはやっぱり那須高原にある「ワンコネット那須」です。

ワンコネット那須では日本一ペットに優しい宿ということをコンセプトに、施設周辺全体をペット同伴者のために作っています。

ペットと一緒に遊べるスポーツ施設はもとより、レストランや一緒に過ごせる宿などここまで徹底的に整えてくれているところは今のところ見かけることができません。

首都圏からは自動車・バイクで約2時間と移動に時間が掛かり過ぎるということもないので、ちょっとした休日の旅行先としても最適です。

なお途中にあるSAでも、佐野SAと那須高原SAとではドッグランなどのペット用施設がありそちらでも楽しく過ごすことができます。

冬になると積雪がありますが、道路通行ができなくなるということもなく年間をとおして利用することも可能です。

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