カワサキNinjaの魅力やスペック

KAWASAKIのNinjaというバイクの魅力を語る

KAWASAKIを代表するバイクといえばやはり「Ninja」を挙げる人が多いのではないかと思います。
ただしこの「Ninja」という名称は正式な品番ではなく、北米向けに出荷された車両に対して日本ですごい人を示す言葉として「ニンジャ」と呼ばれたことが起源になっているのだそうです。

いわば日本で発売されたとても素晴らしいバイクに対して「スーパーマン」という呼び名がつけられたといった感じの乗りの言葉なのですが、それでもそんなストレートさが今も世界的な相性として使用されている理由なのでしょう。

KAWASAKIはもともと造船業によって創業された企業ということもあり、大型のハイパワーエンジンの製造に高い技術を持っています。
他の日本のバイクメーカーは小型~中型くらいに強みを持っているのと比較するとかなり異色な存在と言えます。

そんなKAWASAKIが、世界に通じるハイパワーエンジンバイクを開発するというコンセプトで誕生したのがNinjaということになります。
後にいくつかの排気量や仕様で展開していくことになるのですが共通しているのはレースで勝てるバイクとして作られているということです。

レース用として高い性能のあるNinjaですが、日本仕様車では公道でも走行できる設計となっており、速いだけでなく使いやすさもあるモデルとしてまとまっています。
ちなみに2016年には「NinjaH2R」というモデルで日本の全国発明表彰を受けています。
最高時速で300km/h近くを記録するハイパワーでありつつ、低速で公道を走行するときにも性能が安定しているという総合性能の高さが評価をされた結果です。

過去のNinjaシリーズの車両スペックと強み

「Ninja」という名称を冠したバイクは数多く展開しています。
過去に登場をしたもののうち人気が高いものは5モデルとなっており、異なる免許区分での扱いとなっています。

順番に挙げていくと「Ninja250」「Ninja400」「Ninja650」「Ninja1000」「Ninja H2 SX SE」というふうになっておりこのうちNinja250、400は普通自動二輪、それ以外の3つは大型免許が必要となります。

まず最も手軽なモデルであるNinja250ですが、こちらは同時期に発売されていたHONDAのCBR250Rを意識して開発されたものです。
特徴は37psという強力なパワーを持っていることであり、250ccクラスとは思えないような力強さが備わっています。

同じくNinja400もHONDAのCBR400Rをライバルとしており、こちらでは48psとHONDAを上回る性能を搭載しています。

ハイパワーバイクであるNinja1000は、レース仕様車としての性能がありつつスポーツツアラーとして長時間のライディングに便利な装備もされており高速道路でも映える大型バイク好きな人向けのバイクとなっています。

なおNinjaには「Ninja ZX-10R」など一般道の走行ができない完全レース仕様車もあります。
サーキットでの走行を趣味にしている人からの評価の高いモデルとしても有名です。

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