Q.暖機運転って必要でしょうか?

暖気運転とは

暖機運転はエンジンをニュートラルの状態で始動して、低回転の状態で3分ほどアイドリングをする事を言います。
これをすることによって、エンジンを温めることが可能になります。
寒い時期に冷たい空気がエンジンの内部に入ることを防いでくれます。

スムーズな運転が可能になりますし、エンジン内部のパーツの劣化を防ぎやすくなります。
暖機運転をしておくと、運転中に起こるエンジンストップを防止する効果が期待されます。

暖気運転の必要性

従来のバイクでスト暖気運転は必要であると考えて間違いありませんが、最新のインジェクション車の場合は電子制御機能がありますので、暖機運転は必ずしも必要ではありません。

一方で、従来のバイクでは暖気運転は必要ではありますが、あまりにも長時間暖気運転をしてしまうと、ガソリンを無駄にしてしまうことも考えられます。
また、エンジンやマフラーに対して、悪影響が出てしまう可能性も考えられます。

暖機運転が必要なバイクを利用している場合には、取扱説明書を参考にしながら、どのように暖気運転をするべきかを確認しておくといいでしょう。

暖機運転をしている際のエンジン音が騒音になってしまう可能性もあります。
暖機運転をする場合には近隣の迷惑にならない様に時間帯を選ぶことが肝要です。

暖機運転をした後は、エンストを起こしやすくなってしまうこともありますので、
エンストに注意しながら安全運転をすることも必要です。

バイクのメンテナンスの必要性

暖機運転をすることによって、エンジンの寿命を延ばすことができ、しかもバイクを順調に走行することが可能になります。
しかしながら、バイクを安全に操縦するためには、定期的なバイクのメンテナンスも必要です。
汚れなどをこまめに落とすことをするということも必要ですが、プロの方にしっかりと定期的にメンテナンスをしてもらうこともオススメです。

定期的なメンテナンスをしておくことによって、バイクの事故に会いにくくなります。
事故を起こしてしまうと自分だけでなく他の人に迷惑をかけてしまうことになります。
バイクの原理を良く理解して、適切なメンテナンスを心がけるようにするといいでしょう。

安全運転の必要性

暖機運転をすることによって、バイクをなめらかに運転することが可能になります。
なめらかに運転することが出来るからと言って、スピードを出し過ぎてしまうと事故の元になります。

快適に運転することが出来ることはとてもいいことですが、それによって事故を起こしてしまっては意味が無くなってしまいます。
常に安全運転を心がけるようにしたいものです。
ルールを守って、事故に会わないような工夫がとても必要です。

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