紅葉を見に秩父へツーリングしてきましたっ!

ミドルツーリングに最適な秩父方面

都内からのツーリングコースとして、近場と遠距離のちょうど間くらいの距離感になっているのが秩父方面です。
秩父

秩父は埼玉県秩父市の周辺にある山林道のことで、バイクツーリングだけでなくドライブや電車などでの観光としても年間を通して多くの人が訪れる人気のスポットです。

なお秩父市は埼玉県の中でも最も広い面積を持つ市であり、市の中心部を除いたほとんどの場所が国立公園などの自然環境となっています。

また秩父といえば日本三大観音霊場として西国三十三札所観音霊場、坂東三十三札所観音霊場とともに秩父三十四札所観音霊場が数えられています。

バイクツーリングではちょっと難しいですが、この三十四カ所のお参りをすることでご利益を受けることができるとされているので、興味のある方は霊場めぐりのツアーに参加をしてみるとよいでしょう。

自然をそのまま生かした雄大な観光スポットも数多くあるので、出かけるときには朝余裕のある時間から出発をしてのんびりと散策ができる余裕を持ったスケジュールにすることをすすめます。

秩父といえばやはり紅葉が名物

秩父の自然は年間を通して私達の目を楽しませてくれますが、中でもベストシーズンと言えるのが紅葉の季節です。

中でも秩父の絶景紅葉スポットとして広く紹介されているのが秩父郡長瀞町(ながとろまち)にある水面に映る紅葉です。

長瀞は荒川流域である「長瀞ライン」という川下りができる観光名所があるのですが、秋になると川沿い一面に紅葉が色づくとともに水面にその色が映り込む幻想的な光景を作り出します。

また川沿いには国指定名勝と天然記念物として指定されている自然の岩畳もあるので、まるで絵のような完璧なバランスの景色が出来上がるのです。

紅葉が最も色づく時期は例年11月中旬~12月上旬までの短い時期なので、迷わずすぐに出かけるようにしておきたいところです。

冬になってからも見どころが満載

都合でどうしても紅葉の季節にツーリングをすることができなかったという人も残念がることはありません。

秩父ではその後の冬の時期にも数多くの特徴ある景色が見られるからです。

まず一度は見ておいてもらいたいのが、秩父市大滝村にある「三十槌の氷柱(みそつちのつらら)」です。

これは荒川沿いの断崖にできる自然の氷柱のことで、切り立った崖から流れる天然水が寒さで瞬間的に凍りつくことで不思議な形が自然にできあがるのです。

水の美しさと断崖の形の不思議が作り出す景色は人工の芸術作品では到底かなわないという圧倒的なパワーがあります。

「三十槌の氷柱」はだいたい1月中旬くらいから見られるようになり、2月中旬くらいまで残っています。

最も氷柱が大きくなる時期に合わせて「大滝氷祭り」が開催されることとなっていますので、その時期に合わせていくとライトアップによりますます美しく彩られた氷の群れを見ることができます。

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