小柄な女性が大型ハーレーに乗るのがカッコいい
女性ライダーの場合には体格的に乗れるバイクが限られてきます。
特に日本人女性の平均的な身長は156cm程度とかなり低いため、大型バイクとして販売されているモデルのほぼ全てで両足をつけることができません。
ましてや米国人男性の平均的体型を基準にモデリングされているハーレーダビッドソンのバイクでは、身長が高めの女性であってもそうそう簡単に乗りこなすことができません。
以前までは大型バイクの免許を取得するために身長・体重の制限がありましたが、現在ではコツさえつかめば体格に関係なく引き回しや引き起こしができるということがわかってきたことでそうした条件は撤廃されています。
言い換えれば免許取得年齢に達してさえいれば、慣れることでハーレーダビッドソンのような大きなバイクでも十分に操作することができるということになります。
バイク選びとテクニックの2つで決める
体格に恵まれない女性がハーレーダビッドソンのバイクに乗ろうというときには、「小さめの車体のバイクを選ぶ」とともに「大きなバイクを扱える技術を身につける」という2つで対策をしていきます。
まず車体の小さなバイクについてですが、実はハーレーダビッドソン製のバイクの中にも車高が低く、155cmくらいの身長があればゆうゆう足がしっかり地面に着く「FXDLローライダー」というようなモデルが存在しています。
他にもいくつか車体の小さめのモデルがあるのでそちらから選ぶ方法があります。
もう一つの腕力的な問題ですが、これは力だけで起こしたり引いたりしようとするから難しいのであって、ちょっとしたコツを使えば小さな力でも十分に取扱ができます。
力の入れない押し引きは年齢が高くなったベテランライダーにとっても必要なテクニックなので、詳しい人に教えてもらいながら自分なりに技能を身につけてみてください。