Q.慣らし運転って必要ですか?

慣らし運転は必要不可欠

慣らし運転は新品であっても中古であっても必要不可欠な行動で、製品に欠陥がないかなど実際に乗ってみないとわからないため安全のために実行している方がほとんどです。
特にこれから高速に乗ったり、長距離移動をするなど、負荷を与える運転をする場合は、安全確認のため慣らし運転で不備がないか確認していく必要があります。

そして慣らし運転の目的として、自分が乗っているバイクの性能や性質を把握するという目的もあります。
ハンドルの効き方やブレーキの利き方など、バイクごとに癖があるので、乗りこなすために慣らし運転で把握しておく必要があるのです。

慣らし運転をすることでバイクに組み込まれている部品のならしができる

購入したバイクは新品であれ、中古であれ、試運転はされており出品チェックはされているのですが、実際に購入後は購入者が慣らし運転をする必要があります。
そこで慣らし運転をすることで製品にどのような効果があるのかを見ていきましょう。

まずネギの初期ゆるみがないかの確認をすることが出来る点になります。
ネギはきつく締めてあるのですが、動作をすることで緩む可能性があるのです。
特にスピードを出した時など負荷がかかるのでその際に、ネギが緩む可能性があります。
そのため慣らし運転をすることでネギのゆるみがないかを確認することが出来るのです。

そしてエンジン内部に組み込まれている部品をなじませるという効果が期待できます。
エンジンは新品でも中古でも動かしていないと部品のなじませが上手くいってないことがあります。
そのため初稼働として慣らし運転をすることで、エンジン部分周りの部品のなじませをすることが出来るのです。

最後に走る時に重要になるタイヤとホイールですが、こちらは慣らし運転でしっかりと確認しておく必要があります。
特にタイヤの体制やホイールの固定具合は、スピードで不具合が出る可能性があり、重要な箇所になるのです。

慣らし運転の方法はバイクの性能を発揮させることを目的にして実行

慣らし運転の方法で大事な事はバイクを運転する上で行う行動をしっかり行う事です。
法定速度の走行、曲がる、止まる等、バイクを運転する上で必要になる行為を全て行う事ことになります。
そのため慣らし運転をする際は、実際にバイクを日常的に運転するにあたって必要な行動を行う事が基本になるのです。

またバイクにより独特な装備などを兼ね備えているので、慣らし運転時は装備されているものが性能を発揮できているかも合わせて確認しましょう。
そしてもし慣らし運転で少しでも違和感を感じたら、必ず専門店に持ち込んで、本格的に乗る前に確認してもらうことが大事です。

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