ロングツーリングでは基本的に自分のことは自分でする
免許をとって数ヶ月もバイクに乗っていると、運転にもだんだん慣れてきて遠出をしてみたいと思うようになります。
しかし街乗りとしているときならもし万が一の事故や転倒があっても、周りに人がたくさんいてくれますし故障をしても近くの修理工場を探して依頼することができます。
これが山道を行くロングツーリングになると、もし転倒などをしてもすぐに救助が来てくれなかったり、下手をすると満足に携帯電話も通じないというようなエリアに遭遇したりします。
厳しい言い方になりますが、ロングツーリングを行うときは例え一緒に行ってくれる同伴者がいたとしてもトラブルの解決は自力で行うことが基本となります。
自力で対応できる方法を想定しないまま見知らぬ土地に出かけるのはライダーとしてのマナー違反行為と言ってもよいくらいです。
安全対策は十分に行いましょう
街乗りとロングツーリングとの装備で異なるのが安全対策です。
危険の多い山道のルートならもちろんのこと、平坦な道を走る場合でも最低限フルフェイスもしくはジェットタイプヘルメットを使うようにしてください。
バイクグローブとライダースブーツも必須アイテムです。
それとできたら胸部プロテクタや肘・膝サポーターもつけてもらいたいですが、面倒ならライダースジャケットやライダースパンツを使用してください。
転倒をしたときだけでなく、急な温度変化にもこうしたアクセサリーは有効なので絶対に備えておくべきです。
あると便利な道具も忘れずに
それと持って行って必ず役立つとは限らないものの、あると便利なアイテムも備えておくようにしてください。
具体的には、「レインウエア」「紙の地図・磁石」「携帯用工具・パンク修理キット」「タオル・ティッシュ」といったものです。
それと現金やクレジットカードも忘れずに携帯していきます。
あとは加入している保険会社の連絡先や、ロードサービスの依頼先の番号も必ず控えておくようにします。