バイクのヘッドライトバルブを交換しよう

ヘッドライトバルブの交換方法と交換時期の目安

バイクに搭載されている電装部品の代表がヘッドライトです。
ヘッドライトは現在販売されているバイクのほとんどでエンジンをスタートさせたと同時に点灯することになっているので、寿命の短いバルブを使用していると比較的すぐに消耗してしまいます。

ちなみにヘッドライトには大きく三種類があり「ハロゲンバルブ」「HIDバルブ」「LEDバルブ」となっています。
基本的にバルブの交換は同じ仕様のものを使うことになりますので、自分のバイクの規格をしっかり確認して交換をするバルブを用意してください。

規格が同じものであれば交換は全く難しくありません。
お店に依頼をしてももちろんできますが、ほとんどのバイクでドライバーなどの工具も必要なく簡単に交換可能なので自分でできるようになっておくと便利です。

自分のバイクのヘッドライトバルブがどの規格かは取扱説明書を見ればわかりますが、中古バイクで取説がついてこなかった場合や、すでに前のオーナーが交換をしてしまっている場合などは先に確認をしておく必要があります。

見分け方としては、ハロゲンランプはやや黄色ぽく、HIDは白~青白い色をしているのが特徴です。
LEDの場合も白っぽい光をしていますが、HIDよりも光量が少なめになっています。
もっともLEDの場合は寿命が約15年と言われているので、おそらく現在走行しているバイクで交換をしなければいけないものはほとんどないのではないかと思います。

交換の目安はそのバルブが切れて点灯しなくなってしまった場合ですが、保安面で考えればそうなる前に交換をする方がよいでしょう。

ランプの寿命は車検に出したときに点検をしてもらえますが、車検のない小型のバイクや走行中に光量が気になるようになった時には早目に交換してください。

ハロゲンおよびHIDは消耗が進んでくると光量が明らかに少なくなってきますので、夜間など暗いところを走行して以前よりも明るさが足りないと感じたら点検をしてみましょう。

ショップに依頼したときの費用相場

ヘッドライトバルブを交換する時には、交換後のバルブ実費に加えて工賃として1000円程度が請求されます。
ディーラーやアフターサービスのある修理工場などでは交換バルブを購入すれば工賃をサービスしてもらえることもあるようです。

注意したいのがフルカウルタイプのSSなどでは交換のためにカウルを外さないといけないこともあるのでその場合は工賃の請求が2000~3000円くらいになります。

ただ先にも述べましたがヘッドライトバルブの交換はかなり簡単なメンテナンスですのでぜひ自分でできるように練習してみてください。

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